人材派遣のご利用事例(3)
退職者、欠員等の補完に
ピンチヒッターや後任者としての役割をはじめ、職場環境の問題解決にまで派遣を役立てた事例を紹介します。
勤続20年のベテラン事務さんが病気により、退職することに。経験・スキルの面から誰も業務を引き継げない状況で、当社に後任者の派遣の依頼をいただきました。
既に退職した前任者から引継ぎを行うことができないため、残された書類やデータから、業務の内容を判断し、処理することができるタフな経験を持つスタッフを提案。
結果2ヶ月で見事に業務を軌道に乗せ、更に有事に備えた、マニュアルまでを完成させることができました。
このような「突然の退職による後任者探し」では、スキルの有無よりも度胸重視の人選が最大のポイントです。
小型部品の製造工場。ベテランパートさんが急遽入院することとなり後任が必要となる。復帰を前提とした休職中(1年)の代打にと派遣の依頼をいただきます。
当社からは出産からの復職を目指すママさんスタッフを提案。「1年程度の方が気負わずできる」とお客様とスタッフ、双方の希望が一致し派遣が決定しました。
1年後無事に派遣期間は終了。パートさんの復職も無事完了。当社スタッフも達成感の中終業を迎えることができました。
明確な利用期間の設定は、人選にも好影響を及ぼします。期間設定が難しいケースが多いとは思いますが、ご一考ください。
問題社員の解雇にあたり後任へのマイナスの引継ぎを回避するため、業務引継ぎにおいて「中継ぎ」の役割を果たしてくれる、人材の派遣をご依頼いただきました。
派遣先の状況と悩みを理解、共感してくれる人材を提案。問題社員からの業務は愚痴ごと引継ぎ、後任者には業務のみを引継ぐという期待通りの働きで、無事大役を果たすことができました。
派遣依頼の際に、単なる引継ぎ役ではなく、そこに複雑な事情が絡んでいることもお伝えいただきました。
お話ししづらい内情もあるかと思いますが、貴社と弊社、そして派遣スタッフの三者で、使命を共有することが、問題解決への近道となります。
とある飲食店。とにかく退職者が多く、人が定着しないことを理由に、同店の店長様から派遣の依頼をいただきました。
しかし、当社のスタッフも派遣開始1週間で退職を希望。理由は「人間関係の悪さ」と、「新人いびり」。仕事を全て新人に押し付け遊んでいる方が多いのだとか。
この事実を店長に報告し是正を依頼。事実の確認後には店長の指示・管理のもと、現場の改善に取組んでいただくことに。
時間はかかると思いますが、退職者が相次ぐ理由は特定できました。今後も改善を続け、最終的には、定着率の向上にもつなげていくことを期待しています。
派遣という立場だからこそ知り得る情報は、時にお耳に痛い内容もあるかもしれませんがお客様にとってもメリットが多数。
派遣スタッフからの報告や相談内容等、よりよい職場づくりに活かせる情報は惜しみなく提供いたします。
社員食堂の請負業者。ギリギリの人数で回す職場で急な欠員が発生。後任者の着任には、2ヶ月を要するため、ピンチヒッターとして短期の派遣をご依頼いただきます。
多忙な職場では、業務の指導もままならないことを見越して、社員食堂の経験者を人選。さすがの働きぶりで、派遣期間終了後には、お客様先で正社員として、採用していただくこととなりました。
見込んだ人材を、「紹介予定派遣」で自社の社員にできるのも人材派遣のメリット!
この様に、派遣の利用を自社の人材補強策に使う企業様が増えています。