派遣会社からの提案スピードのアップに繋がる派遣依頼時のポイントを紹介します。
「事務職」などの職種名だけでは、正確な業務内容は分かりません。一口に事務と言っても、詳細は会社によって異なるはずです。
ミスマッチの防止、また派遣会社からの迅速な提案を受けるためにも、面倒だとは思いますがスタッフが担当する業務の詳細を、可能な限り派遣会社に伝える事をお勧めします。
時間や日数、曜日等に関する情報はスタッフが勤務の可否を判断する上で極めて重要な情報となります。
特に女性の人材を求める場合は、家事や育児と両立する方が多いため、勤務のシフトは最重要ポイントと言ってもよいでしょう。
人選に大きく関わる勤務シフトは、派遣の依頼前にじっくり練り込み、そしてご依頼の際には正確に派遣会社に伝えてください。
「人が決まってから」では遅すぎます。
求人において年齢や性別の制限は禁止とされていますが、正確な人選には制限もしっかり加味する必要があります。
年齢が高い方にキツイ肉体労働をさせる、また明らかに女性向けの仕事に男性を就かせる事はできません。
「事務だから若い女性」といった、えり好みはいけませんが、業務上で必要な制限であれば、遠慮なくお伝えください。
季節業務や産休代理の様に、派遣利用の期間が明確な場合には「いつからいつまで」と派遣のご利用予定期間をお知らせください。
利用期間が明確にできない場合には、例えば
「自社で人材が見つかるまで」
「人手不足が落ち着くまで」
上記のようにざっくりとでも結構です。人選に影響するポイントなので、現時点のおつもり、考えを派遣会社に伝えましょう。
お客様が最も知りたい、上記3つの質問の回答には本ページで紹介した「1~5」の要素の確認が必要です。
派遣料金は職種やスキル以外にもシフトや通勤の至便性で変動します。また、人材がいるかどうかも勤務条件とのすり合わせをしなければ確認はできません。
そして、お客様ごとに異なる情報と条件の確認後に採用選考が行われるため、派遣の開始日の設定にも、ご紹介した「1~5」の要素が当然必要となります。
事前準備は面倒ですが、必要な確認事項はどの派遣会社も概ね同じ。またご自社での求人にも、役立てることができますので、お客様に強くお勧めいたします。