TEL
千葉専門 人材派遣・紹介のワークパワー
ワークパワーTOP > 求人企業様 > ココが知りたい! > 人材派遣の料金について

人材派遣の料金について

~料金の仕組みと正確な見積り金額の提示に必要となる準備について~

本ページの「派遣単価確認時のポイント」をご覧いただくと、料金の確認はもちろん派遣のご依頼もスムーズになります。

見積依頼前にチェックを!

派遣単価確認時のポイント

1
派遣料金の基本的な仕組み

(1)派遣料金=派遣単価+交通費

人材派遣の料金は、例えば
「1時間あたり1,700円(税別)」のように

「1時間あたりの単価」(以下、派遣単価)

で定義されます。

派遣単価以外に発生する費用は、派遣スタッフの交通費。
当社の場合は、公共交通機関の場合は実費にて、自家用車での通勤の場合には、20~30円/kmにて請求させていただきます。

よって、派遣料金の基本的な仕組みは、

派遣単価(税別)×利用時間 + 交通費

とご理解ください。
尚、月間の派遣の料金は派遣単価に派遣スタッフの勤務時間(派遣のご利用時間)を乗じることで簡単に計算が可能です。

【月間派遣料金の試算】

【1日5時間、週3日(月12日程度)の場合】1,700円(税別)×60時間(5時間×12日)=102,000円/月(+交通費) ※料金は参考値です。

(2)派遣料金に含まれるもの

派遣料金には、派遣スタッフの給与や派遣会社の利益はもちろん、各種保険や有給休暇をはじめとした福利厚生費も全て含まれており、別途請求などはありません。

派遣料金に含まれるもの
①社会保険料(健康保険・厚生年金)
②労働保険料(雇用・労災)
③年次有給休暇
④定期健康診断

また派遣料金には、人材の雇用や採用に伴い発生する労務管理や求人に関する「手間という名のコスト」も含まれています。

【派遣料金に含まれる費用以外のコスト】

①給与計算、支払い、年末調整
②住民税関連の処理
③雇用契約の取り交わし、管理
④就労証明書の発行等
⑤人材の募集、面接、選考など

余談ですが、雇用に関する様々な手続きや管理を専門家である派遣会社が代行することで、労務関連のコンプライアンスを徹底することができます。

労使トラブルが絶えない昨今、派遣の利用が無用なリスクの回避につながるとの評価も存在します。

POINT

派遣料金と交通費は課税対象!

派遣料金は会計上、「人件費」ではなく「外注費」として扱われます。
そのため、お支払いいただく派遣料金(交通費を含む)は課税対象となり消費税が発生します。

人件費と混同しがちな、派遣料金の会計処理や税金についての扱いは、以下のページにて詳しく説明しております。

派遣料金の会計処理を解説

人材派遣の勘定科目・税金について
派遣の相談、お見積りはこちらから

2
派遣単価の確認時のポイント

(1)担当業務の詳細を伝える

本ページの冒頭でもお伝えした通り、正確な派遣料金(単価)を知るためには、派遣会社への見積の依頼が必須となります。

そこで本項では派遣会社への見積り依頼と人材の提案をスムーズにするためのポイントを5つご案内します。

まずは「担当業務の詳細を伝える」こと。

「事務職」などの職種名だけでは、正確な業務内容は分かりません。一口に事務と言っても、詳細は会社によって異なるはずです。
ポイントは、

何を、どこまで、どうする仕事なのか?

ミスマッチの防止、また派遣会社からの迅速な提案を受けるためにも、派遣スタッフが担当する業務の詳細を可能な限り正確に派遣会社に伝える準備を行いましょう。

(2)勤務シフトを明確にする

具体的な勤務時間や日数、勤務の曜日といった勤務シフトに関する情報はスタッフが勤務の可否を判断する上で極めて重要な情報です。

特に女性を求人する場合、家事や育児との両立を前提に仕事探しをする方が多いため、勤務シフトの明確化は最重要ポイントと言ってよいでしょう。

人材の獲得に大きく影響する勤務シフトは、職場の意見も取り入れた上で正確に派遣会社に伝えられるよう準備しましょう。

「人が決まってから」では遅すぎます。

最低限決めておく内容
①勤務時間(◯◯時~◯◯時まで)
②勤務曜日(毎週月・水・金等)
③勤務日数(週◯◯日、月◯◯日等)
④残業の有無(週◯日、◯◯時まで等)

(3)所在地と通勤方法を伝える

通期の負担が少ないことは派遣先(お客様)派遣スタッフ双方の大きなメリットです。

近場の人材を派遣会社に提案してもらうためにも、勤務先の正確な住所を伝えましょう。

通勤手段が限定される場合は、その旨も併せてお知らせすると尚良いでしょう。

「詳細は、提案する人材が決まってから」

と、住所や通勤手段を伏せる企業様がおりますが、交通費を含む正確な見積りの提示と、人材の提案の可否に関わる重要事項ですのでご協力をお願いいたします。

(4)制限事項(年齢・性別)を伝える

求人において年齢や性別の制限は禁止とされており、それは派遣も同様です。

但し、年齢が高い方にキツイ肉体労働をさせる、また明らかに男性向けの仕事に女性を就かせることはできません。

「事務だから若い女性」といった、えり好みはいけませんが、業務を見据えた人選において、最低限必要な区別が存在する場合は、遠慮なくお伝えください。

(5)ご利用(予定)期間を伝える

短期間の業務や産休代理の様に、派遣の利用期間が予め決まっている場合には「いつからいつまで」とご利用の予定を派遣会社にお知らせください。

明確な予定がわからない、ご利用の予定期間が特にないという様な場合には、

「自社で人材が見つかるまで」

「人手不足が落ち着くまで」

上記のようにざっくりとでも結構です。
現時点の「おつもり」、「お考え」で結構ですのでお知らせください。

POINT

フォームからお問合せください

当社の「企業様お問合せフォーム」は、ご紹介した5つのポイントを入力できるように作成しております。

フォームの内容に従い、現時点でのお考えを入力してください。分からない場所は空欄のままでもOK。今後の打ち合わせで詰めていきましょう!

どうぞお気軽にお問合せください。

派遣の相談、お見積りはこちらから
【いくら?人はいる?いつ来る?の確認のために】

人材派遣の利用を検討するお客様から最も多く寄せられるの質問が以下3点。

①いくらかかるか?
②人はいるのか?
③いつから来てくれるか?

この質問の答えを派遣会社から得るためにも、「2 派遣単価の確認時のポイント」でお伝えした5つの準備を行っておく必要があります。

端的に申し上げれば、

派遣の料金も人材の有無も、派遣開始時期も全ては、内容によるということです。

事前準備は面倒だと思います。
しかし、必要な確認事項はどの派遣会社も概ね同じですので、一度準備しておけば様々な派遣会社への問合せが楽になります。
またご自社での求人にも、役立てることができますので、お客様に強くご協力をお願い申し上げます。

企業向けノウハウ集