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パートの仕事が覚えられない


パートで働く女性からのご相談で意外と多いのが「なかなか仕事が覚えられない」というお悩みです。

日数も時間も限られた「パート」という働き方。限られた日数、時間の中でどうしたら効率よく仕事を覚えていけるのか?

今回はお仕事解説の番外編として

効率的なパートの仕事の覚え方について解説します。

1.フルタイムよりパートの方が大変

週5日8時間働いている方と比べ週3日で5時間働いている方の方が楽そうに見えますが、仕事との接点が少ない分だけ、覚える時間も短く、滞りなく業務ができるまで時間はかかって当たり前。

それを、「能力がない」、「不真面目」、「やる気がない」等というマイナスの考え方にどうかもっていかないでください。(そんなこという職場は辞めて結構です)

今仕事ができない、覚えられないと悩んでいる方の多くが、「会社に言われて」というよりは、「こうありたい」という自分と「できていない自分」とのギャップで苦しんでいることがほとんど。

とっても真面目な方の場合、重要なことは自分の心持だったりすることが多いものです。

あなたの成長を待ってくれている会社の為にも、そしてほかならぬあなた自身の精神衛生の為にも、ここはくよくよ考え過ぎず、「覚えるのに時間がかかる働き方なのだ」と割り切って考えてしまいましょう。

入社後1~2ヶ月位の方に多いお悩みです。適性云々、能力云々というレベルの話ではありません。

心持ちです。もっとシンプルに、あっさりと、「パートは覚えるのに時間がかかるのだ」という割り切りをまずはしてしまいましょう。

2.メモは「見返す」→「整理する」→「音読する」で活用

さて、少し具体的な話になりますが、皆様は仕事を教えてもらう時にしっかりとメモを取っていらっしゃいますか?取ってない方、必ず取ってください。

「覚えられる」という考えは捨てた方が賢明ですし、メモを取っているという姿は相手に好印象を与えます。

メモを取っている方にお聞きします。
取ったメモ、見返していますか?実は書いたメモを見返している人が少ないというのは統計上にも出ている大問題なのです。

まずは書いたメモを仕事が終わった後、おうちでゆっくりしている時にでも見返す癖をつけて下さい。

家に仕事を持ち込みたくない方は帰りの電車でも、車の中ででも結構です。5分でいいので実行してみて下さい。

また走り書きしまくって何が書いてあるのかわかなくなる方は、その日のうちに簡単に整理してメモを書き直してください。

その日のうちであれば、また頭に残っているので書き直しできます。(翌日はほぼ不可能)

せっかく時間と労力と時間を使って作ったメモです。覚えようとしないで結構です。

ただし必ず、とったメモをその日のうちに見返す癖をつけて下さい。これだけで確実に何かが変わるはずです。

もし、「見返し」で変化がないようであれば、今度は「音読」」してみて下さい。

3.質問は貯めずに、回答を復唱して頭にメモする

仕事中に発生した「わからないこと」。質問しようと思っても忙しそうだし、あとでまとめて聞こう!は間違い。

不明点はスグにその場で解決しましょう。人間の記憶力などあてになりません。質問をためてしまうと、その内容はおろか、「質問をする」という行為自体忘れてしまうものです。

「お忙しいところすみません」と付け加えその場で、難しければ可能な限り早い段階で不明点を解決するようにしてください。

質問して教わった際に大切なことは、「はい、〇〇は××すればいいんですね?と声に出して確認をすること。これは双方の解釈の違いを解消するのに役立つ他、その内容を声に出すことで頭に刻みこむことを目的としています。

質問はためずになるべく早く聞く。そして回答をメモしながら声に出す。実践してみて下さい。また相手への配慮を忘れずに、「お忙しいところすみません」の一言をつけることを忘れずに実践して下さい。

4.イメージトレーニングをする

何度メモ取って見返しても、音読しても、質問してもどうしても頭に入らない。

そんな時に役立つのはイメージトレーニングです。
目を閉じて仕事をしている自分を想像して下さい。出勤して、タイムカードを押し、朝礼を済ませ、職場に行く。そこでどんな仕事が待っているか?自分はどんな風に対応するか?「いつ」というしばりは不要。「とある一日」で結構です。

そこで、どんな問題にぶつかりましたか?そこであなたはどういう対応をとりましたか?失敗した日の事を思い出すのはなかなか辛い事ですが、人間イヤな事の方が覚えているものです。なるべくリアルに思い出して頂けると尚良いと思います。

メモを取っても音読をしても、心がそこに向かっていなければ何の意味もありません。そこで意識を集中させ職場で活躍する自分を頭の中でイメージするのです。失敗したことも含め、職場での自分をイメージすることで、意識が完全に向かった状態になります。

最初は面倒で大変な作業なのですが、毎日続けているといったい自分が何が苦手なのかがやがてハッキリとわかるようになってきます。

おうちでゆっくりと時間が取れるとき、5分もあれば十分です。

職場での自分を出勤時から想像し、一日の流れを追う癖をつけてみて下さい。そして問題点、反省点などが発見できたら翌日からその問題への解決に向けアクションを起こしてみましょう。

仕事を覚えられないという悩みに対しもっとも効果的な方法はこのイメージトレーニングであると、私は考えています。

5.忘れたら何度もでも聞く

「何回も聞いたら怒られそうで・・・」、「同じ事聞くのってなんだか恥ずかしい・・・」との気持ち、よくわかります。

しかし、結局忘れているのですから、いつかはそのツケが回ってくるもの。「わかんないなら何故先に聞かないのか!」なんて怒られてしまっては目も当てられません。

忘れたら、何回も聞きましょう。怒られるかもしれません、恥ずかしいかもしれません。
しかしそれを放置して良い結果になることなど絶対にないと断言できます。

もしも自分が聞いてさえいれば起きなかったトラブルなどにお客様を巻き込んでしまったら・・・その時に自分を責める方がよっぽど痛いはずです、傷つくはずです。。

「聞くは一時の恥」とはよく言ったものです。怖がらず、恥ずかしがらず、とにかくわからないことは何度だって聞きましょう。

「この間教えたじゃん」なんて愚痴を言われても、後で誰かが傷つくその傷口に比べれば、上司の愚痴など何の問題でもありません。

むしろ「熱心な人だな」位に思う方の方が多いものですよ。繰り返しになりますが、仕事が覚えられないという問題はパートではよくあることです。

それは勤務日数や時間の問題でもあれば、仕事の内容、あるいは教え方の問題という事もあり、一口に「覚えが悪い」と切り捨ててしまえるような単純な問題ではないのです。

「覚えられない自分」を気にするよりも、教えてもらう側としてまずは最前を尽くしましょう。

問題にしっかりと向き合う気持ちと行動が伴えばこの問題はあっさりとクリアできてしまえるはず、あるいは本当の問題がどこにあるのかがハッキリとわかってきます。


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尾形 豪
1974年7月3日生まれ、中央大学文学部英米文学科卒。千葉県内でパート専門の人材派遣を展開するワークパワー株式会社の営業兼、代表取締役。一児(娘)の父。趣味は旧車バイク乗り・いじり、ドラム、食べ歩き。