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パートの志望動機について


履歴書の作成の段階で手が止まってしまう「志望動機」の欄。何を書こう、何を書こうと考えているうちにいよいよ面接になり・・・

そんな経験ありませんか?パートの志望動機は社員求人に申し込む場合と違って当然。あれば最高、なくてもそれほど問題になりません。

今回のテーマはパートの志望動機について。

キーワードは「本音+証明」です。

1.嘘くさい志望動機は必要なし

パートのお仕事を探す場合、まず皆様は求人情報のどこを見ますか?仕事の内容、時給等、色々要素はありますが、最終的に重視し、申し込みの決定打となるのは「時間」と「曜日」そして「勤務地」の3点ではありませんか?

自分の都合と先方企業の人が必要な時間帯をすり合わせて協力しあうのがパートという労働スタイル。ならば限られた時間の中で勤務をするパートの仕事を探す上で「大前提」となるのは上記の3点であることは明白です。

もちろん、それがやりがいを感じられる仕事であれば、そしてお給料が高ければ言うことはありません。

しかし例え、「今までの経験が活かせる事務のお仕事、時給1300円で」という仕事が目の前にあっても自分の都合とあわなければそこまで。ため息一つで次の仕事を探すというが現実というものです。

「これだ」と思うパート仕事を見つけたとき、「ここで働きたい」と思った時の嘘偽りのない気持ちは、「やりがい」、「社会貢献」、「スキルアップ」云々というよりも・・・

「これならできる!」ですよね?

このような経過を経て申し込むパートお仕事の志望動機に、取って付けたような嘘くさい言い回し等は不要です。まずは本音である「自分の都合にあっていた」という事をしっかりと伝えてください。

そしてその後、「どれほど自分の都合に合うのかを証明する」事ができれば、十分採用にはつながると考えます。

それに自分の本音を相手に伝えて採用された方が、気持ちもスッキリするものですしね。

2.企業側がパートに求めていることとは?

立場を180度変えて、企業側に立って志望動機について考えてみましょう。
自分が採用側だったら、相手に何と言ってほしいか?

そりゃあもちろん、「御社の事業内容と企業理念に魅かれて・・・」なんて言われれば、うれしくて舞い上がってしまいますが、今日社員の採用でもそんな殊勝なことを言ってくれる応募者の方は少ないと思います。

また、先ほども申し上げた通り、パートは「自分の都合と先方企業の人が必要な時間帯をすり合わせて協力しあう」労働スタイルです。

この前提から考えれば、やりがいや興味、また会社を好きになってくれるという気持ちはは後からついて来ればよく、まずは「決められた時間通りに安定して勤務してくれるかどうか?」というのが大前提だと思うのです。

採用企業側の本心を踏まえたところで、普段、パート職員の面接を中心に行っている私が安心できる志望動機のいくつかをご紹介いたします。

【例1】
「この仕事をしたことがないので、興味や関心が今あるかと言われれば正直わかりません。しかし、この時間、曜日が自分の生活スタイルにピッタリ合っており、無理なく長く働ける思い応募しました」

仕事への興味、感心についての率直な意見もさることながら、生活スタイルに合わせて、安定して働ける仕事であること。
無理なく長く続けていけることを自分の普段の生活をしっかり省みて、マッチすると考え応募してくれたこと。

これ以上求めることなどありません。
その方が仕事に「やりがいを持てるかどうか?」、会社が「持たせられるかどうか?」は全て安定した勤務の上に成り立つ結果論のようなものです。

企業側がパート職員の求めていることは、一も二もなく「安定勤務」。無理なく、そして長く働けるかどうかが何よりも重要なのです。

欲をかいてこれ以上を求める企業は往々にして採用に失敗するか、入社後すぐに退職されるかがオチ。
取って付けたような志望動機よりもまずは本音を。
実は企業側もこれを求めているのです。

3.「安定勤務」のエビデンス(証明)を

志望動機等に頭を悩ませることなく、「条件があった」と本音ぶっちゃけでいけばよいというお話をしておりますが、これだけではパンチが弱いのも事実。その仕事に多数の応募があったとして、見事採用を勝ち取るためにはひと頑張りが必要です。

それは、安定勤務のエビデンス(証明)を相手に提示すること。

難しい言い方をしてしまいましたが、要するに、「私はこういう生活状況ですので、御社の望むシフトで勤務ができます」ということを相手に聞かれなくても、しっかりと明確に説明し安心してもらうということです。例えば・・・

【例1】
「子供の塾の送迎があるため、火・木はどうしても働けません。しかし、月・水・金は空いています。子供も大きく手がかからないため、風邪をひいても私が仕事を休み必要はありません」

【例2】
「家の商売の手伝いをしており、Wワークとなりますが、定休日である水曜は勤務可能。また金曜日も商売柄お客様が少なく、家の者だけで対応できるため、御社にご迷惑をかけることはありません」

採用側が最も困るのが、自分の都合をはっきりさせて仕事に出てくる方が実は少ないということ。

採用して仕事が始まってから、「言ってなかったんですが、実は隔週火曜日は都合が悪くて~」となってしまうのが一番困るんですよね。

また、Wワークの場合「どうしてももう一つの会社の店長から頼まれて~」となるもの厄介。しかし、

【例3】
「掛け持ちで働く店の店長さんには、新しく仕事を始めることを伝え、御社に出勤する曜日は全てお休みにさせてもらうことを確約して頂いています」

となるとどうでしょう?採用担当者としてはこれほど安心なことはありません。

採用担当者に「どうせこうなるんでしょ~」という先入観を抱かれたり、「こうなってしまうのでは・・・」と不安を感じさせてしまう前に、まずは自分から。

相手が心配するであろう出勤の安定性についてしっかり自分から相手に伝えること。
「自分はこれこれこういう生活状況だから大丈夫」というエビデンス(証明)を口に出して伝える事を忘れないでください。

4.志望動機=条件マッチ+エビデンス

では今回のまとめです。

パートの志望動機には難しい理屈やおべっか、取って付けたような要素は必要なく、

1.条件がマッチしている事
2.そのマッチ度を自分の生活状況を話相手に伝えること(エビデンス)

の2点があればOKです。

もちろん、そのお仕事に燃えるような思いがあれば絶対に伝えてください。しかし、多くの方がそうであるように、なかなか
「おおっ!これが私の探していた仕事だ!!」と心から感じられる求人に出会うことは少ないものです。

パートの仕事探しが「曜日・時間・通勤距離」の条件が大前提に来るのであれば、

それにマッチしているから応募した

で全く構いません。

そして、重要なことは、どのくらいマッチしているのか?ということを相手にしっかり伝えることで、自分の勤務の安定性を相手に伝えること。

安定した勤務が限りなく約束できる。

それは、その仕事を始めることをリアルに考えているからこそできること。

やってもいない仕事のやりがいを予想で語るよりもはるかに現実味がある志望動機であると私は考えます。


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尾形 豪
1974年7月3日生まれ、中央大学文学部英米文学科卒。千葉県内でパート専門の人材派遣を展開するワークパワー株式会社の営業兼、代表取締役。一児(娘)の父。趣味は旧車バイク乗り・いじり、ドラム、食べ歩き。