野菜を中心とした食品の卸売り企業の物流センター。主な取引先は県内の主要スーパー。
各取引先のオーダーに応じて、指定された商品をピッキング、パッケージ、配送するまで同センターの役割。
商品の発注は取引先によって異なるが、この度新規に取引を開始した大手スーパーの発注は早朝に行われる。オーダーされる商品の量からも受注後すぐに出荷指示をかけ、配送手配をかける必要があるため、いつでもオーダーを受け取れる状態でいなければならないのだが・・・
実際にオーダーされる時間は早朝5時から8時間までの3時間の間の「いつ」かは分からない。
時間が読めれば、社員のシフトを変更させることができるのだが、読めない時間、並行する通常業務から考えると、この時間のためだけに社員を置く事は現実的には不可能。
PCでの受注業務は高いスキルを求めるものではないため、難易度は低いのだが、就業条件が、曜日を問わず、週4日間、5時〜8時となると、人材の確保が難しい。
時間的なメリットを見出し、勤務してくれるスタッフを派遣できないかと弊社に相談があり。
同社は長期での就業を希望しているため、早朝短時間の勤務に、自身の生活から、確実にメリットを見出し、無理なく勤務できることを前提に人選を開始。
結果、現役を勇退し、時間的に余裕がある65歳のスタッフを提案することに。
自身は現役引退後は完全に朝方の生活にシフトしており、起床は4時。日中に趣味の畑仕事を行うことがライフサイクルの中心になってはいるが、無理のない範囲で「働きたい」、「職場にいたい」という思いがある、今回の案件には適任の方。
就業後は無理のない勤務体系や業務内容にスグに対応。働いていた頃の「現場感」も完全に戻ってきたようで、1ヶ月もしない間に業務を完全に掌握する。
また、担当業務に余裕が出てくると、別の業務の対応を自ら志願し、時間をフル活用して業務に
対応することに。以後業務は完全に安定。1年が経ち、取引先からオーダ時間が昼にスライドすることになったため、めでたく任期満了。派遣先も、派遣スタッフも互いに勤務メリットがある形での派遣就業は無事に完了する運びとなった。