社員食堂の請負を行う同社が、客先の社員食堂業務を対応する人数は15名。
従業員1000人以上が勤めるビル内の社員食堂の利用は昼に集中するが、客数に対する従業員数が少ないため、昼以外の時間も仕込みや準備、後片付けに追われる多忙な現場である。
同社で主に調理を担当していた正社員がこの度体調不良を理由に退職することに。
退職までのリミットは1ヶ月。忙しい職場環境から考えて、経験者、それも社員食堂をやっていたという「そのものズバリ」の業務経験がある方が求められてるシチュエーション。
最初から自社だけでは人材の確保が難しいのでは?と踏んでいた同社は、自社採用活動と平行して弊社に人材の派遣を依頼。
前述の通り、多忙を極める職場環境から求められる人材のスキルは必然的に「経験者」。
また勤務していた職場で対応してきた規模(食数)を採用条件に検討しなければいけないため、遡及する範囲はかなり限定的になることを前提として頂く。
その中で、「年齢」。「性別」といった、業務には直接関係のない事項については可能な限り妥協して頂く様依頼。
実際同業務の候補者は1名の採用枠の中5名程集まったが、経験した職場環境や年数を比較した際最も本業務に適していたのは、58歳の男性の方。
事前の職場見学の際にも客の導線や厨房周りの機材の配置についても質問や提案を行う等、豊かな経験なくしてはありえないチェックがあり、多忙の中での体力面だけが心配されたが、最終的には 経験豊富な高年齢スタッフを派遣することで決定する。
業務開始後、当初の予想通り初日から経験を生かし、いち早く現場のリズムをつかむことに成功。
その後も接客から配膳までのリードタイムを意識した仕事ぶりで、業務効率を向上し、各従業員からの信頼も勝ち得ることに成功する。
当初は後任が見つかるまでの3ヶ月程度の派遣の予定ではあったが、その後、正社員採用をしたいとの派遣先の要望あり。派遣の時点で既にチームリーダ的になっていたスタッフの存在は現場でも
頼もしいという印象が就いていたため、問題なく就業が決定現在も同現場にて正社員として勤務を続けている。
当初は年齢制限があった職場ではあったが、結果的には経験が買われ、正社員採用にいたる。
経験者強しを感じさせられた案件であった。